2020年 春〜夏ころ 教習所の思い出 (中型免許編)
検定開始までの待ち時間。
ほど良い緊張の中、
いっしょに検定を受ける人たちと雑談していました。
みんな緊張していますが、
免許を取ったら買うバイクの話など内容は前向きな楽しい話しです。
私はすぐにバイクを買う予定はありませんでしたが、
なんだかワクワクして気持が盛り上がります。
コース上では検定試験で使用するバイクが運ばれてきて、
スタート位置に設置されています。
どうやら1号車のようです。
それを見て、1号車はクラッチが少し遠いから注意した方が良いよ
という話が出ます。
今まで気にしていなかったけど、意識しておくことにしよう。
試験が始まり、一人目、二人目の人が順調に終了し
私の番が来ます。
バイクを目の前にすると
これまでになく緊張が高まりましたが、
いざ走り初めてしまえば気になりませんでした。
順調に検定は進み、最後の一本橋です。
ここさえ通過すれば免許は目前、
他の課題でもミスは無かったはずです。
制限時間を気にせずにとりあえず通過すれば良いだけです。
一本橋への進入はOK、順調にスルスルと進みます。
が、あと中間を少し過ぎた所くらいで余計な事を考えてしまいました。
なんだか少し速い気がする、もう少しゆっくり行こう。
そう思ってクラッチを切って減速し、
繋ごうとした瞬間。
“1号車はクラッチが少し遠いから注意した方が良いよ“
という言葉が頭をよぎります。
動揺してクラッチの操作が遅れバランスを崩し、
一本橋から落ちました。
最悪の 検定一発終了です…
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